ラ・ヴィ・ピノ・ノワール 2021
ルーマニアのピノ入荷しました!
熟した赤い果実とピノ・ノワールらしい品種の香り
熟した赤い果実とピノ・ノワールらしい品種の香り 標高130mの5.11haの畑。地質は黒土と粘土石灰質で、葡萄はギヨ仕立て。 収量は42hl/ha。ステンレスタンクで発酵と熟成を行います。醸しは約10日、発酵の中盤に1日に2回ピジャージュを行います。 〜輸入元のテイスティングコメント〜 光沢のあるルビー色でピノノワールらしい品種の香り、タンニンはまろやかでイチゴや木苺の果実味がキレイに凝縮しています。 生産者ドメーニレ・サハティーニについて(輸入元資料から) ルーマニアのワイン造りの歴史は古く、紀元前からワインの製造が行なわれていました。 中世ヨーロッパの皇帝、国王達はコトナリの貴腐化した甘口ワインを愛飲したそうです。 19世紀の後半に国際博覧会でルーマニアワインが高い評価をうけたことにより、パリで大ブームが起きたそうです。 現在ルーマニアでは国土のほぼ全域で葡萄栽培が行われており、7つのワインの生産地方の中に37のDOC(EU法のAOC)と12のIG(EU法のIGP)が制定分されています。 ドメーニレ・サハティーニは2003年に女性醸造家のアウレリア・ヴィシネスク氏によって創業されました。 ワイナリーと畑はムンテニア地方のデアル・マーレ地域の中央にあるミジル(Mizil)村近郊にあり、畑は合計で82haを所有。 ここはカルパティア山脈の南の斜面にあたり、コート・デュ・ローヌ地方と同緯度、ブルゴーニュ地方と同気候で、雨は少なく朝晩の温度差が激しいのが特徴。葡萄の品質の良さで知られています。 アウレリア氏の哲学はテロワールに強く影響を受けた葡萄を使いかつ、品種そのものの個性をしっかりと反映させることです。 また環境に敬意を払い、最小限の人の介入で自然に近いブドウ栽培に努めています。 店長のコメント(2016年11月に2014年産を飲んで) ルーマニア、ピノ・ノワールの良さは10年以上前から知っている。 産地であるデアル・マーレ地域は、日本で言えば甲州。フランスで言えば、ボルドー、ブルゴーニュ。って感じでしょう。 味わいは、抜栓直後は、ルーマニアらしい、果実系のちょい濃い旨系。時間が経つにつれ、エレガントになってきます。 翌日、飲みでみたら、酸もでてきて、ブルゴーニュの北の雰囲気も感じさせる。 いろいろな表情を見せてくれるので、飲んでて楽しいワインで、お得感があります。ルーマニアワインは恐るべし!と改めて感じました。 2021年7月、リリース以来の入荷です。その間にコチラのワインはリアルワインガイドの旨安大賞を受賞、さらに表紙を飾りました。 |
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